愛犬と共に過ごし、見つけた新しい自分――
水曜どうでしょうのミスターこと鈴井貴之の半生を描いた、感動のエッセイ

水曜どうでしょうのミスターであり、映画監督であり、はたまた会⻑である鈴井貴之が、赤平の森の中でともに暮らすのは愛犬たち。
犬たちと、都会にはない様々な困難を乗り越えることは、人間としての葛藤、コンプレックス、挫折、全てと向き合い、乗り越える道のりだった。
犬との生活とのなかで得た「人は変われる」という確かな想い。

犬がくれた貴重な時間、犬がいなければ見つからなかった自分。
現代社会を迷いながら生きる、すべての人の力になる一冊。

<目次>
「はじめまして!」ボクの名前はネイマール/森の暮らしは楽しい?/
田舎暮らしの現実/水のこと/水との格闘/森の冬/静かな時間/
汚い季節ゼロは一を生む/ベータな生活〜二択を間違え続けた/
残雪〜森は生きている/春が来た/厄介な生き物たち/蛇〜苦手なことの克服/
矛盾を受け入れる/ライラックの花/保護犬/森で溢れる想像力/網膜剥離/
『水曜どうでしょう』/クマゲラ/誰かいる/老いるということ/
子供じみた夢〜これからやりたいこと/落ち着ける場所に辿り着いた/
あとがきにかえて

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